エレキギターのブリッジやテールピース
または、ナットやヘッドの角度。
などなど。
音質を決定する。
要因。。。
わたくし個人的には、
選ぶ木材種類と同じくらい。
または、それ以上に
影響力があると思います。
今回は、
リッケンバッカーのテールピース。
フェンダータイプのシンクロや裏通しの一体型もあれば
ギブソンタイプのボディに固定するバータイプのテールピースがございます。
リッケンバッカーのテールピースは、
フルアコ構造のギターの流れで来るものか?
トラピーズテールピース(ブランコテールピース)。
となります。
弦の張力を生かす事により
♪シャキッっとなります。
リッケンバッカーのテールピースを見ていたら、
♪ふぅ。っと気づいた事があるんです。
もうかれこれ、
10年以上は、見ているリッケンバッカー。
お恥ずかしながら、、、。
ブリッジの支点からテールピースにかけての
弦長や角度によって、テンション感が変わり
出音に影響します。
ES-335のテールピースも
トラピーズテールピースとバータイプのテールピースとでは
出てくるサウンドも全然違いますし。
テレキャスター(弦裏通し)のジャキジャキサウンドを決定するのは、ブリッジ(テールピース)だと思います。
※裏通しのためブリッジ以降の弦の角度がキツイ=テンション感がキツイ。
お話戻しまして、、、。
基本的に、
トラピーズテールピース(ブランコテールピース)は、
ブリッジ以降テールピースまでの弦長が長く、また角度も緩やかになります。
に。よって、緩やかなテンション感の中にある弦の振幅、中低音域の甘さなど独自のサウンドを奏でます。
踏まえ。
もう一度、テールピースを横から見てみると
![リッケンバッカーのテールピース [Rickenbacker 330]横顔](https://woodvillage.blog/wp-content/uploads/2019/05/67-1.jpg)
デザイン優先のものかと思いきや、
ボディにヘコミを入れ、
その上にテールピースが乗っております。
わかりにくいですか?
ボディのツライチではなく、
一段下がっているんです。
それにより、
ブリッジ以降テールピースまでの角度がキツくなっちゃう。
サウンドもよりメリハリの利いた傾向にあるか?
逆に言えば、
ボディに一段ヘコミを入れないと
テールピースの取り付け位置が一段上がっちゃうんです。
おそらく、
この場合は、
テンションが緩すぎて、、、。
弾けたもんじゃないと。
思います。
よって、
デザインを含め、
テールピース取り付け位置を一段下げる事により
テンション感を稼いでいるものだと思います。
(アーチトップ構造だと、ブリッジ位置が高く、テールピースが低い。テンション感が稼げる)
10年間、
リッケンバッカーを見ていて
気付かなかった。
これは、
それに気付かせない
デザインの良さにあるものか?
ただ。
ぼーっと
見ていた
わたくしに落ち度があるのか?
わかりませんが、
リッケンバッカーは、良いギターです
大好きです^^

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